硬い突起物

先日のMRIはクリアでホッとしたのですが、そのフォローアップも兼ねた診察でまた壁にぶち当たってしまいました。

 

以前から気になっていた硬い突起物が胸にあり、ドクターにそれが何であるか質問したことからまた悶々とした日々が始まりました。

 

その突起物は骨のように硬く、手術痕の端っこ部分にあり、胸骨と肋骨のつなぎ目に小さい山のようにぽこっと出ています。

最初にその存在に気づいたのは2度目の手術後しばらく経ってからだった気がしますが、はっきりと覚えていません。

変なでっぱりがあるなとは思ったのですが、少し変形した骨だろうとあまり気にしていませんでした。

 

その後も、鏡で見ると"ぽこっ"があるのは分かるけれど大きさはずっと変わらなかったので、定期検診時も質問するのを忘れてしまったりで放置していました。

 

でもやっぱり反対側の同じ箇所にはないし、今回ははっきりさせようと割と軽い気持ちでドクターに質問しました。

ドクターは「うーん、MRIもクリアだったし悪いものではないと思うけど、手術した場所にあるし、心配するよりははっきりさせよう」と言って超音波検査を手配してくれました。

 

後日検査を受けたのですが、担当の放射線科医によるとMRIでも超音波検査でも突起物の診断が難しいらしく、更にCT検査をすることなりました。

腫瘍なのか不安だったのですが、あまり心配しないようにと言われたので考え過ぎないようにしました。

 

別日にCTを受け、結果を待ちました。

夕方主治医から電話があり、腫瘍ではなさそうだということを確認できたときはほっとしました。

名前を失念してしまいましたが、手術の影響で後に突起物ができたりすることがあるらしいです。

 

これまでも一歩前に進んだと思ってもすぐに引き戻されてしまった事が多々あり、今回も正直「またか…」と落胆しました。

最近は検査結果がよくてもあまり喜び過ぎないように気持ちにブレーキを掛けるようになりました。

これも患者の知恵なのかな。

 

今日も元気に朝を迎えられたことに感謝して一日を過ごそうと思います。